茶席の禅語  ちゃせきのぜんご 

瀧 直下 三千丈  (たき、ちょっか さんぜんじょう)

巨大なな瀧が勢いよく真下に流れ落ちる距離は、三千尺(さんぜんしゃく)ある。それはひょっとしたら、天の川が高い大空から落ちてきたのではあるまいか。

唐の詩人、李白の「廬山の瀑布を望む」と題される詩の一節、「飛流直下三千尺、疑うらくはこれ銀河の九天より落つるかと」を改変した句。